こんにちはOABAB(@oabab_adm)です。

我が家のベランダには、チーク材のガーデンチェア&テーブルを置いています。
10年以上前になりますが、家を購入した際に合わせてアウトレット品で買ったものになります。

素材は「チーク」という種類の木材のものになります。購入した時は上の写真のように綺麗だったのですが、10年間ほとんどメンテナンスをしてなかったので、汚れと黒カビが目立つなと感じるようになってきたので、この度思い切ってしっかりメンテナンスをしてみました。
メンテナンスする際に購入したチークオイルやクレンジング剤などもご紹介しますので、同じようなお悩みをお持ちの方はぜひ、チャレンジしてみてください。
- ガーデニングテーブルやガーデンチェアのメンテナンスの体験談を読みたい人
- チーク材の手入れをすると、どう綺麗になるか見たい人
チーク材の家具はメンテナンスすれば新品みたいに綺麗になります
10年以上使ってきましたが、大してメンテナンスをしなかったガーデンチェア&テーブルは黒い汚れが目立ってきました。



これまでやってきたメンテナンスは、埃やチリをブラシで水洗いをする程度。
ベランダなのでずっと雨晒しにはなってませんが、風が強いと雨に濡れますし、風が強いと潮風に晒されたり、南西向きなので紫外線は浴びています。日陰になりやすい部分は黒くなりカビています。
早速ですが、今回しっかりメンテナンスをしてみて綺麗になったガーデンチェア&テーブルは新品のような仕上がりで満足しています。

チーク材の寿命は100年以上、しっかりメンテナンスすれば長持ちする
今回メンテナンスした家具は「チーク」という木材でできています。
チーク材の家具は、屋内利用のものと屋外で利用するものでだいぶ扱いが異なりますが、今回は屋外のガーデンチェア&テーブルのものです。
また、屋外での利用の際には、チークは褐色から時間が経つにつれてシルバーに変色していくので、そのシルバーのままの雰囲気を楽しむ方も多いので、今回のメンテナンスはシルバーの雰囲気が好きな方には参考にならないのでご注意くださいね。
また、屋外だとニスやステインやワックス仕上げの方法もあるかとは思いますが、せっかく長持ちする「チーク」を使っているので天然の素材を生かした形での、天然チークオイルによるメンテナンスでご紹介します。
実際にチーク材のガーデンチェア&テーブルのメンテナンスやってみた
それでは実際にメンテナンスの工程と道具をご紹介していきますね。
チーク材のメンテナンスに必要なもの
今回の手入れでOABABが用意したものは以下になります
- 軍手や手袋 : チークは棘が出てると危険なので安全のため
- ウエス : いらなくなったタオルやTシャツでOK
- ブラシ : 汚れを掻き出すためにある程度しっかりしたもの
- チーククリーナー : チーク専用のクリーナー、汚れをしっかり落としてくれます
- サンドペーパー : 表面をなめらかにするためのもの、#120、#240、#320
- チークオイル : 最後の仕上げのための天然オイル
軍手やウエス、ブラシはありものでOKです。サンドペーパーはホームセンターに行くと売ってますが、裏地が紙のものが安く、耐水ペーパーや布製になると高くなります。今回は「空研ぎ紙ヤスリ」というただの紙ヤスリよりは3倍長持ちするものでやってみました。
また、表面の目の荒さについては、今回は中目と細目のものを選択
目の粗さ | 番手 | 用途 |
---|---|---|
粗目 | #40,60,80,100 | 塗料剥がしや、凹凸の研磨 |
中目 | #120,150,180,240 | 粗材の塗装前サンディング サビやコゲの研磨 |
細目 | #320,400,600,800 | 塗料を塗る前の下地 |
極細目 | #1000,1200,1500,2000 | 肌触りが滑らかにしたい仕上がり重視のもの |
今回やってみて次回メンテナンスをやるときは、番手は粗目#80と中目#180、細目#400か#600くらいで良いかなと感じています。
おすすめ商品のチーククリーナーとチークオイル
今回ネットで調べて買ったのはこちらの商品になります。
こちらはアメリカのMDR社(Marine Development & Research)のアマゾンチークオイル(ネットショッピングのアマゾンとは違うのですが同じ名前)というもので、チークメンテナンスでは有名な製品と書かれていたので楽天で買ってみました。
使ってみて他の製品と比較したわけではないですが、クリーナーはとても汚れが落ちましたし、オイルは自然なもので良い品質でした。
今回クリーナーだけで十分に汚れは落ちたのですが、それでも取れない汚れはチークプレップという商品もあるそうです。
チーク材のメンテナンス工程
それでは道具が揃ったところで、実際にメンテナンスの工程をやっていきます。メンテナンスするなら2〜3日を目安に、天気予報で晴れの日が続きそうな時にやりましょう。梅雨時期とかは、やめた方が良いです。
- 1日目汚れの除去
まずは水をかけてブラシで軽く擦りながら、表面についている埃やチリを落とします。
次に前に紹介した「アマゾン ワンステップ チーククリーナー 32oz (946ml)
」でしっかり汚れを落としていきます。チークに攪拌しながらまんべんなく溶剤をつけていきます。5分程度置いておくと汚れが浮いてきますので、しっかり水で流しましょう。商品の英語のHPにはブラシ等で擦りすぎたりしないようにと書かれてますので、注意しましょう。
1日目チーククリーナーで汚れ落とし 汚れが落ちたらしっかり乾かしていきます。下の写真の左側がクリーナーで洗浄した後、右側が単に水で流したものです。汚れが取れて明るくなっている様子がわかります。
チーククリーナーで洗浄後(左)、洗浄前(右) - 2日目痛んだ表面をサンドペーパーで研磨して、なめれらかに
前日に洗浄した椅子とテーブルに対して、サンドペーパーで磨いていきます。
番手は粗いもので最初に表面を削っていき、全体が削れたら細目のもので仕上げていきます。
トゲが出てくるケースがあるので、しっかり軍手をした状態で磨いていきましょう。
磨いていくと木の表面がシルバーから本来のチークの褐色に戻っていき、とても滑らかな肌触りになっていきます。
研磨が終わった美しい褐色の状態 研磨が終わったらおがくずを水で流しておきます。最後のオイル仕上げのためにしっかり乾燥させましょう。
- 3日目なめらかになった表面をチークオイルでしっかり保護
洗浄と研磨が終わって、しっかり乾燥していたら「アマゾン チークオイル 32oz(946ml)
」で仕上げていきましょう。
天然成分のチークオイル 仕上げる際にはウエスにしっかりオイルを染み込ませて、表面に十分にオイルが浸透するように塗っていきます。
オイルは手についても問題がないものですが、まだトゲが刺さるのが気になるという人もいると思うので、そういった方は古くなった軍手をしながらやると安全です。
オイルを塗り終わったタイミングは濡れているように見えますが、すぐに浸透して馴染んでいきます。2〜3回繰り返して塗り終わったら完成です。
チークオイルで仕上げが終わった状態
初めての作業だったので丸3日かけてゆっくりやりました。
慣れれば1日目と2日目の工程は1日で完了できるかなと思います。濡れた状態だとオイルが浸透しないので、乾燥させてからオイルを塗るというところだけが注意するポイントです。
実際にやってみたらとても簡単でした。もっとこまめにやっていてもよかったと思います。1番大変だったのは長年放置していたため、チークの表面がささくれてしまっていたことから、サンドペーパーで磨くところが大変でした。
思ったよりチーク材のメンテナンスは簡単でおすすめ
いかがでしたでしょうか?今回はOABABのベランダにあるチーク材のガーデンチェア&テーブルのメンテナンスをお届けしました。

ぜひ、チーク材の家具をお持ちの方は自分でのメンテナンスがおすすめです
おさらいすると、
ということで、機会がありましたらぜひチーク材のお手入れにチャレンジしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。